
Humane Aiのピンバッジが売上を上回り、MKBHDがRabbit R1を「ほとんどレビューできない」と評したことを受けて、無意味なAIウェアラブルの時代は終わったと期待していたのですが、どうやらそうではないようです。NotePinは、アプリになるべき、全く意味不明な最新のAIウェアラブルです。
Plaudは既に、iPhoneとペアリングするだけで、追加のハードウェアなしで同様の機能を実現するAIボイスレコーダーを発売しています。しかし、これに満足することなく、今度はiPhoneとペアリングするだけで、追加のハードウェアなしで同様の機能を実現するウェアラブルデバイスを発表しました…
Wired の報道:
同社の最新製品は「Plaud NotePin」(ネーミングのセンスはこれ以上ないほど素晴らしい)と呼ばれ、Noteと基本的に同じ機能を、口紅のチューブほどの大きさのウェアラブルデバイスに詰め込んでいます。NotePinはネックレス、腕時計、ピンバッジとして着用したり、襟などにクリップで留めたりすることができます[…]
同社は新製品を、生産性にこだわる人々、つまり会議で人脈を築こうとするビジネスパーソン、リードを追跡する営業担当者、あるいは日々の無数の会議をきちんと管理したいあらゆる人々に向けて売り込んでいる。NotePinには、ある種のシンプルさがある。他のAIデバイスが謳い文句にしているような多くの機能とは異なり、この製品は主にメモを取ることを目的としている。レコーダーの電源を入れ、あとは自動で処理させ、後で重要なポイントを箇条書きで確認するだけだ。[…]
価格は169ドルで、月間最大300分の音声録音が可能です。それ以上の録音をご希望の場合は、年間79ドルのプロプランにご加入いただくと、月間1,200分の録音に加え、書き起こしで発言者を識別するラベルなどの追加機能がご利用いただけます。
あるいは、iPhone を使用すれば、169 ドルを節約でき、充電や追加デバイスの持ち運びの手間も省けます。
以前にも述べたように、AI ハードウェア デバイスは、iPhone の発売後に iPod を発明しようとするようなものです。
もしAppleよりも優れた仕事ができると思うなら(そして今のところはできる)、もちろんアプリとしてリリースして、どれだけうまく機能するか試してみるのもいいでしょう。しかし、アプリを箱に詰めて、iPhoneにコンパニオンアプリをインストールするというのは、全く意味がありません。
現時点で最も賢明な AI ハードウェア投資は、埋立地です。
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